お風呂の窓
次郎とおふろに入ると
決まって最後は
覚えたての よれよれひらがなで
曇ったドアの窓に
「おかあさん だいすき」
と書いてくれる。
今日は お風呂の最中 変なことを聞いてきた。
お母さんも小さい赤ちゃんだったの?
おばあちゃんは誰から産まれたの?
じゃあ誰が最初に大人を産んだの?神様かなあ?
と想像を膨らませる。
おばあちゃんを産んだ人はいるかと聞くので、もうお空に帰ったんだよ
というと
おばあちゃんは後 何回お誕生日したら お空に帰るの?というので
10回ぐらいかな~というと
大きな目に涙を浮かべて 静かに泣いている。
次郎もおじいちゃんになったらお空に帰る時が来るでしょう?
その時までちょっと会えないだけだよ でも あっという間だから大丈夫よと伝えると
少しほっとした様子だった。
お風呂からあがるときドアの窓には
「おばあちゃん だいすき」
と書いていあった
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